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セルフ・キャリアドッグについて

セルフ・キャリアドッグについて

前項の「キャリアコンサルティングとは?」で、キャリアカウンセリング・コンサルティングの必要性・重要性をご認識いただけたかと存じます。
※記事はこちら⇒『キャリアコンサルティングとは?』
キャリアコンサルティングにてクライアント様の『在りたい自分』を再認識し、今後の目標を立てて行動していくことを決めることが出来た、、、
とはいえ、24時間365日、クライアント様にピッタリひっついて様子を見ているわけにはいきません。
そのため、定期的にキャリアコンサリティングを受けていただくことをお勧めしています。
そのもっともたるものがセルフ・キャリアドッグです。

<セルフキャリアドッグとは>
企業がその人勢育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取り組み、また、そのための企業内の仕組みのこと。
(厚生労働省『「セルフ・キャリアドッグ」導入の方針と展開』より)

セルフ・キャリアドッグの導入について、数年前までは助成金があったのですが、、、

かなこ
ちょっと前までは、セルフ・キャリアドッグ導入の助成金がありましたよね?
助成金がなくなってしまって残念、、、中小企業さんにとっては絶好の機会になるはずだったのに。。。
そうなんです。
セルフ・キャリアドッグの導入に助成金がありました。
ところが、、、

お金が絡むことで、本来のキャリアカウンセリングが出来ていないにも関わらず「制度を導入したからお金頂戴!」という状態があふれ、国が期待した効果が表れなかった、、、と聞きます。
私の大先輩であるキャリアコンサルタントの方も状況に嘆いておられました。
「助成金なくなって良かったんだよ。本物が残ることになるしね」
と、揃って前向きご意見をおっしゃっていました。

かなこ
助成金をもらうことばかりに注力し、本来の目的を果たさないキャリアカウンセリングを行い、
国が期待する効果に達することが出来ないから、、、となれば当然のことですね。

当然です。
企業は従業員一丸で頑張って生み出した利益を、従業員のために還元しているのに、
その従業員さんたちのキャリア開発のため、とセルフ・キャリアドッグを導入したのに、どうも様子が、、、

導入のハードルはまた上がってしまったかもしれませんが、私個人的にはそういった問題が起こるくらいなら助成金廃止でよかったと考えます。
キャリアコンサルティングの価値を下げるようなことには大反対です。

セルフ・キャリアドッグのススメ

セルフ・キャリアドッグについては厚生労働省にて推進しています。
※厚生労働省のページはこちら

そもそもです!!
職業能力開発促進法にキャリアコンサルティングの機会について触れられていること、ご存じでしょうか?

(事業主は)労働者から自ら職業能力の開発及び向上に関する目標を用意にするために、業務遂行に必要な尾能及びこれに関する知識の内容及び程度その他の事項に関し、情報の提供、キャリアコンサルティングの機会の確保その他の援助を行うこと。
(職業能力開発促進法 第十条の三 一)

この職病能力開発推進法には、キャリアコンサルタントが支援すべき事象が怒涛に挙げられています。
そして、事業主様のみならず従業員様に対しても、

労働者は、職業生活設計を行い、その職業生活設計に即して自発的な職業能力の開発及び向上に努めるものとする。
(職業能力開発推進法 第三条の三)

とあります。

「ナンジャソリャ?」

という声も聞こえてきそうですが。当然のことだと思います。今まで誰も何も支援も教育もしてこなかったことですから。
それに、目の前の業務をこなすことに注力し、未来の自分だのをじっくり考える時間すらなかったのではないでしょうか?

これは従業員様のみならず経営者様も同じです。
いずれは「引退」「事業継承」です。いざ!という時にいきなりでは周りも準備が出来ておらず会社自体がパニックになりかねません。

そういったことも含めて、セルフ・キャリアドッグを導入し、ご自身のそして会社の未来を描いていただきたいのです。

導入手順

私どもは『経営者様との面談』を必須とさせていただきます。
経営者様の事業に対する思い、従業員様に対する思いを確認しないことには、セルフ・キャリアドッグが無駄になる場合も考えられます。

経営者様のコミットメントを確認した上で、社外キャリアコンサルティングとして業務委託契約を締結し対応させていただきます。

①経営者様との面談

人財育成ビジョン・方針の明確を行います。

  • 経営者様のコミットメント
  • 人財育成ビジョン・方針の策定
  • 社内への周知

②実施計画・インフラ整備

  • 実施計画の策定
  • 必要なツールの整備
  • プロセスの整備
  • 責任者等の決定
  • 社内規定の整備
  • 情報共有化のルール
  • 社内の意識醸成

③従業員様の集合研修(2時間程度)

  • 対象従業員向けセミナー・説明会の実施
  • キャリア研修の実施

④従業員様との個別面談

  • キャリアコンサルティング面談を通した支援の実施
  • 振り返り

⑤フォローアップ

  • 経営者様面談(ご希望の場合)
  • セルフ・キャリアドッグの結果報告(責任者様向け)
  • 個々の対象従業員に関わるフォローアップ
  • 組織的な改善措置の実施
  • セルフ・キャリアドッグの継続的改善

本来、定期的(1、2年に1度)行うことが望ましいのですが、日々の業務が忙しい皆様からお時間をいただくのが非常に厳しい状況であることは重々承知しております。
よって、
・入社時
・入社1年後
・昇級、昇格時
・部下が増えた、異動があったなど環境や立場が変わった時
・定年、役職定年の3年程度前
・定年、役職定年の前後
など、上記のようなタイミングを見計らってキャリアカウンセリングを実施することが望ましいです。

もちろん、上記のタイミング関係なく、従業員様からのご希望があればカウンセリングは実施致します。

料金表

人数 経営者様面談 集合研修 個別面談
~5名 1時間半(目安)
12,000円
1回/2時間
20,000円
1人1回/50分
10,000円 × 人数
~10名 1回/2時間
50,000円
~50名 1回/2時間
80,000円
51名~ 1回/2時間
120,000円

※上記価格に消費税を加算いたします。
※交通費については実費請求とさせていただきます。
※お忙しい従業員様のお時間をいただくため、基本的には企業様の会議スペース等での実施です。どうしてもスペースがない場合は、企業様所在地の近隣にて相応しいスペースを取りたいと思います。

>キャリアコンサルティングを活用してみませんか?

キャリアコンサルティングを活用してみませんか?

『働き方改革』といえど、実際のところはいかがでしょうか?時間削減は目標になるけれど作業負担は変わらない、むしろ増えるばかり。。。
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