こんにちは。
システム&キャリアコンサルタントの よこまくかなこ です。
マズローについてです。『欲求5段階説』の方が耳にすることの方が多いかもしれません。
この説はキャリコンに限らず、人財育成や自己啓発などなど様々なところで活用されています。
エブラハム・マズロー
1942年「人間動機理論」の中で紹介されたのが欲求5段階説です。
人は低次(三角の底辺)から順に上へ欲求を満たそうとする、ということです。
「生理的欲求」がある程度満たされたら「安全欲求」を満たそうとする、、、
ただし、環境や文化などの影響で絶対とも言い切れないと言われています。
下3つは、外部から何か与えられることで欲求を満たすというもので、上2つは、内部での充足感です。
もうひとつ、下4つを「欠乏欲求」として”足りていない”ものを満たすための欲求とし、一番上を「成長欲求」として上限がない内的なものであり無償性として捉えています。
そして、1970年頃にさらに上の段階「自己超越欲求/共同体実現欲求」を加えて6段階としています。
最後に付け加えたのが『利他的・精神的』なものという最も高次なものです。
今だからこそ自分たちが協力し合って乗り越え、よりよい社会を目指そうと「共同体実現欲求」に向けて動いている人たちもいます。
そういった点でもこの欲求段階説と照らし合わせながら、「自分はどうありたいか?自分はどこにいるのか?」を日々チェックしています。
おまけ
下記の言葉、聞いたことありませんか?
これもマズローの説と紐づいています。
爬虫類脳:生理的欲求、安全欲求
哺乳類脳:社会的欲求、尊厳欲求
人間脳:自己実現欲求、自己超越欲求
です。
爬虫類に「私を認めて~」「社会を良くするぞ~」といった欲求は見られません。
哺乳類、、例えば人間に近いサルを見た場合、”群れ”に存在するという社会的欲求を満たし、強いオスはリーダーにという尊厳欲求を満たそうとするでしょうが、自己啓発までは、、、ねぇ。
人間だからこその欲求である「自己実現」「自己超越」欲求を満たそうと日々意識していないことには、、、ヘビや獣と同じレベルとなってしまいますよ!