こんにちは。
キャリアカウンセラー よこまくかなこ です。
4月から短期契約で、某大学のキャリアセンターで就活支援のお手伝いをしています。
コロナウィルスの影響により、多くの企業説明会が中止となりWeb説明会(説明会といっても一方的な動画を見る程度)に代わっています。
ただただ不安、、、という学生さんが多いです。
そんな中でも、履歴書・エントリシートの受付は始まっており、かつ、面接も続々と行われています。
(それも、、、いいのかしら、、、と心配になりますが)
ただ、Web面接が非常に多くなってきました。
企業さんによっては、一次面接から最終面接まですべてWeb面接というところもあるようです。
Webで繋がることが容易になりました。
とはいえ、Web面接だけではお互いの不安が残ったままになる可能性が非常に高いです。
そんな中、どう面接を乗り越えられるかがポイントです!
そこで、最低限気を付けるべきことを挙げていきたいと思います。
出来ればパソコン。スマホの場合は、、、
パソコンで行うのが手堅いです。
『画面がブレない』
は面接において常識の中の常識です。
スマホであれば、ぜーーーーーーったいに倒れないように固定する。
とはいえ、正直不安です、、、これは。
場合によっては個室ネットカフェというテもありますが。
出来れば自宅で行うことをお勧めします。
カメラの位置に気を付けて!! あと目線も!!
特にスマホを使う場合。
置く位置によっては先方に非常に失礼な印象を与えかねません。
下の写真を見てください。
同じ場所(ちょっと暗めの場所)で、カメラ位置を変えて撮りました。
左側は、座った時に机に直置きした状態。(分かりやすいように、あえて低めに設定)
右側は、自分の目の高さより2cmほど上に設置。
左側だと『見下ろしてる』感じになります。
かつ、髪型のせいもありますが、陰で暗い印象もプラスされ、、、私が面接官なら良い印象は持てないな、、、と。
もうひとつ。
カメラ目線!!
上記の写真はスマホなのですが、左側は画面を見ています。右側はカメラを見ています。大差ないですね。
ところが、、、
上記はPCのカメラです。(目線が分かるようにデコ全開にしています(^^;)
目線の高さにあわせて、PCのカメラの位置を設置したものです。上下とも同じ設定位置です。
上は「画面」を見ている状態。
下は「カメラ」を見ている状態。
この違い、、、明らかです。明らか過ぎです!!!
当然のことながら、面接のときはカメラを見てください。カメラから目線を外さないで!!
自分の映り具合が気になって画面を見たくなるのは分かりますが、面接開始前にチェックしておき、面接中はカメラ目線は必須です。
こういった行為もNGです!!
背景にも気を付ける
自身の後ろがぐちゃぐちゃと色々物があったり貼ってあってたりはNGです。
上記のPC写真(上下)のものは、比較的シンプルな白地にモノクロの模様が入ったカーテンです。
それでも何か違和感というか、見ている側(=面接官)は人物ではなく背景にも目がいってしまいます。
ポスターが貼ってあったり、フィギュアが置いてあったり、本であろうと、、、NGです。
出来れば、白orグレーの壁を背景に、他のものが映っていない状態であることを事前にチェックすることをお勧めします。
白いカーテンでも、陰影が出るので避けた方がよいです。ロールスクリーンならかろうじて、、、かと。
どうしても壁紙がハデで、、、という声を聴いたこともあります。
学校にお願いして、模造紙(私の地域ではB紙と呼びます)を譲っていただくor購入して壁に貼るなど対策することも併せてお勧めします。
ネット接続は安定してますか?音声は?
wifiの環境、大丈夫でしょうか?
通信がブチブチ切れたり、切断~再接続で面接が中断するということは、「仕方ない」では済まされません。
社会人になれば特に「相手の時間を私のために頂いている」ということについても頭に入れておくことが必要です。
正直、そういう方は仕事、、、イマイチです。
学生のうちから、そういったことにも気を配れる人であるようにトレーニングが必要です。
静かな環境ですか?
一人暮らしでしたら、面接中なのに誰かが部屋に入ってくる、、、なんてリスクも低くなると思いますが、
ご実家などですと、何も知らないご家族が急に部屋に入ってきて話し出したり、画面に映ってしまったり、といったことも
ないとは言い切れません。
・第三者が画面に入らないように。
・第三者の声が聞こえないように。
・出来れば外の声も聞こえない方がよいので窓を閉めて。
ちょっと神経質なくらいが丁度よいと思います。
まとめ
パッと画面に映った瞬間、50~60%の印象が決まります!!
最初の印象は本当に大切です。
面着の面接では、同じ空間にいますし、空気感というかエネルギー・オーラというか、プラスαでカバーすることも可能です(やはり直接会って、、、はインパクトが違いますね)。
しかし、Web面接は小さな画面の中で、しかも平面でかつ細かいところが分からない画像と音声のみ。
画面に表示された瞬間のイメージは非常に重要です。もちろん最後まで気を抜くことは出来ません。
今回の記事はあくまでも事前準備出来る設定部分について。
これは、友人に見てもらったり、チェックしあったり出来ることでもあります。
しっかりチェックして本番に臨んでくださいね。
お知らせ
面接練習承ります。
学校のキャリアセンターでも面接練習はしていることと思いますが、
「まだ不安」
という方。
練習を積むことが一番です。
思うところがあればお気軽にご相談ください。
まずはご一報いただければと思います。