こんにちは。
システム&キャリアコンサルタントの よこまくかなこ です。
ハーズバーグについてです。
「従業員のモチベーション」についての論文を投稿されました。
各企業の経営者さんや管理者さんの永遠のテーマなのかもしれません。。。
当ページ下部に「ハーズバーグ」に関する過去問からの参考問題を記載しています。
よろしければご活用ください。
フレデリック・ハーズバーグ
要因①=衛生要因
具体的に
・会社の方針
・職務環境
・賃金
・地位
・上司、同僚、部下との人間関係
など。
要因②=動機づけ要因
これは、個人的成長や成長の実感を持てるものです。
・成果
・社内の知名度
・仕事内容
・責任
・意義ある仕事を任される
など。
2つの要因の関連性
ハーズバーグの研究によって以下のことが分かりました。
衛生要因に対する不満をいくら取り除いても、満足感を引き出すことにはつながらず、不満足感を減少させる効果しかない。
従業員の「満足感」を引き出すために多くの企業がやっていることのほとんどは『衛生要因の改善』のみではないでしょうか?
仕事の満足感を引き出すには「動機づけ要因」にアプローチしなくてはいけない
のです。
衛生要因と動機づけ要因の両方を重要視する必要があるということが見えてきたということ。
このことは、キャリアコンサルタントとして、各企業の経営層・管理者層・人事などなどに
働きかけていく必要があると感じています。
おまけ
①ハーズバーグ(Herzberg, F. )の理論に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
a. 職務満足や不満足を規定する要因は、動機づけ要因と衛生要因の 2 つである。
b. 組織内キャリアを規定する次元は、「機能(職能)」「地位(階層)」「中心性」の 3 つである。
c. キャリアの形成に影響を与えるのは、個人の特性、職場や仕事の特性、家庭の特性という 3つの次元の相互作用である。
d. 人間の欲求は、生理的欲求、安全の欲求、所属と愛情の欲求、自尊と承認の欲求、自己実現の欲求という 5 つの階層からなる。
(正解:a (8-8))
②ハーズバーグ(Herzberg, F.)の動機づけ要因・衛生要因に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
a. 人は、やりがいのある仕事を与えられれば満足を感じ、つまらない仕事を与えられれば不満足を感じる。
b. 人は、給与や労働環境の条件がよくなることで不満足は低下するが、満足感が高まるとは限らない。
c. 人は、仕事を達成すれば満足を感じるが、仕事の責任が大きくなると不満足を感じる。
d. 人は、対人関係や労働条件がよくなればなるほど満足感が高まる。
(正解:b (9-6))